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イモトがエベレスト登頂を断念!シェルパの死亡事故が影響か?

日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」の番組企画で、エベレストの登頂を目指していたお笑い女芸人のイモトアヤコが、エベレスト登頂を断念したことがわかりました。

この件に関して日テレの大久保好男社長が「アタックは難しいという現地の判断の結果。適切な判断だと思う」と語ったことで、登頂断念は事実のようです。



イモトアヤコは同番組で、『キリマンジャロ』『モンブラン』『マッターホルン』など、世界に名だたる山の登頂に成功していて、昨年もエベレスト登頂の試金石として、同じヒマラヤ山脈のマナスル(8163メートル)の登頂に成功していただけに残念な結果です。

とは言うものの、4月18日に起きた雪崩で現地ネパール人のシェルパが死亡する事故が起きており、これを受けてシェルパらは今シーズンの登山中止を決定していましたが、先日イモトはブログなどで、『登頂続行』を宣言し、ネット内でも「正気とは思えない」などと、その決断に賛否が渦巻いていただけに、勇気ある撤退とも言えます。

まあ、実際はイモト本人よりも番組サイドがどうしても強行したい理由がありそうな感じで、莫大な資金を投じたであろう今回のプロジェクトに、登頂断念は断腸の思いだったでしょう。

でも、命あっての登山ですし、そもそも毎年毎シーズンのように国内でも登山事故によって多くの登山者が亡くなっているのも事実です。

個人的には登山のことはわかりませんが、命を懸けてまで山登りをする感覚は理解できません。もし今回、登頂を強行してイモトに限らず、スタッフの誰かが命を落としたら、どれだけ社会問題になったか計り知れません。

さらに言うと、「世界の果てまでイッテQ!」というバラエティ番組でエベレストに挑むという企画にも疑問を感じます。命を懸けた”笑い”といっては失礼ですが、登頂に成功するたびにエスカレートしてきて、事故が起きるまで辞めないような企画は、むしろ企画に対しての能力を疑います。

悪いのはイモトやタレントではありません。テレビという媒体が、一度当たればトコトン枯れるまで掘り進めるしか能が無いことが問題なんです。

バラエティではありませんが、半沢直樹で大当たりした池井戸潤原作のドラマが今クールで数本ありますが、小説ファンにとっては複雑な部分も多いと思います。

話を戻しますが、エベレスト登頂に限らず登山というのは自然界への究極の挑戦なのではないでしょうか?であれば、相手は大自然。確かに”世界の果て”かもしれませんが、命がけのバラエティは、もはや死を楽しむ古代の娯楽と同類でしょう。

Yahooニュースのコメント

■よかった、エベレストは逃げないから。ベストコンディションの時に行ってください。みんな、ずっと応援してます。

■来年、再チャレンジすればいいじゃないか。


2ちゃんねるの声

■強行して成功したところでモヤモヤするだけだしな。

■そうか、やっと決めたんだな。遅すぎるくらいだよ。まさかやるんじゃないかと思ってドキドキした。

■良かった!シェルパさん達を金で頬を叩いて危険な眼に遇わせるなんて日本人として恥だからね。


エベレスト登山は世界の登山家にとって憧れであり、これからもそれは変わらないでしょう。ただ、現在ではその登山家たちが残していった”ゴミ”が問題になっています。遠くから見たらもちろんわかりませんが、ベースキャンプ地付近はゴミだらけだとか・・・。持ち帰れないゴミもあるそうですが、山を愛するのが登山家なら山を汚してしまうのも登山家とは皮肉なものです。

きっとイモトは大量のゴミを見たでしょうね。

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